自担が冠番組でバク転を披露した日
Sexy Zoneのたった3日間で人生は変わるのか!? 通称、Sexy冠が先週の水曜日に放送された。
8月に24時間テレビを控えたSexy Zoneによる初の地上波冠番組、、ということでみなさん見ましたか!!!????
観た前提で話を進めていくのだけれど、私の担当は中島健人くんです!かっこいいよね!
健人くんのバク転を見て感じたことがあります。。。
それは放送された4/11は「中島健人、革命の日」だったんじゃないかと。
3月末、4/11にSexy Zoneの冠番組が放送されること、そしてその概要が公開された。
まず、3日間でバク転ってそんな無茶な!いやでも、ケンティ―ならやるんじゃないか…!やりきってしまうんだろうな……という心配と期待が混ざった複雑な心境になった。
KenTeaTimeでも「命を懸けて取り組む」という言葉に、ひやりとしつつもさすがのコメントにノックアウト。かっこいいよね、、、そういうところが好きなんだよね、、、結局好きなんだよ
そして、4/11の深夜、冠番組の放送が始まり、バク転の内容がはっきりするとこれまた驚き。ジャニーズメドレーの中で、助走無しのバク転・バク転からのドルフィン・台宙を披露!え~~~、普通のバク転もできない人にそこまでやらすのかい……
さすがの健人くんも「無理!」と言っていて。健人くんは、「無理」「できない」「大変」といった言葉をあんまり言わないようにしている印象があるので、健人くんがここまで言うなんてよっぽどだよなあと思った。
さて、口では無理と言っていたけれど、練習が始まると真剣に取り組むところに既に涙が出そうになる。なんならCM見て涙ぐんでた。
KenTeaTimeでも「命を懸ける」「なるようになる、のではなく、なるようにする」のだと、健人くんが自分に言い聞かせるように書いてあったので、うう~~~んケンティ―がんばれと祈ることしかできず。。。
本当に怖かったと思う、なのに、練習は楽しそうにやるんだもんなあ。健人くんの、「楽しさ」も「悔しさ」も包み隠さずに全力でやり切るところが本当に好きだ。
取り組む日数は笑っても泣いても「3日間」というMissionだったため、完成していようがいまいが披露しなくちゃいけない。
このこともまた健人くんにとってプレッシャーになっただろうなと感じた。
何事にも練習に練習を重ねて取り組む人だから、不完全(と本人が感じているかもしれない)なものを人前で披露するのは抵抗があったかと思う。
実際に披露されたバク転は、最初から最後まで完璧と言えるものではなかったかもしれない。
ただ、「稀代のスーパーアイドル」とキャッチコピーを付けてもらうほどのアイドル、健人くんが手の震えを抑え、一心にショーをする姿に涙が止まらなかった。
一番怖いであろう台宙の前には、観客に向かって指ハートもして見せて、あれは彼なりの「お客さんを楽しませたい」という気持ちの表れ以外に他無い。
披露した後、健人くんは言った。
「3日間で人生が変わったかどうかは分からないけれど、自分に自信がついた」と。
真っ先に抱きしめ、労わってくれた風磨くん。それに続いてくれた聡ちゃん。
勝利くんの「普段の中島健人を超えていた」という言葉。
健人くんだけでなく、Sexy Zoneを包む空気はいつの間にこんなにあったかくなっていたのだろう、、と思うと更に涙がこぼれた。
健人くん・Sexy Zoneのファンなら分かると思うのだけれど、中島健人というアイドルは意外と泥臭く努力を重ねるタイプの人間で、人一倍負けず嫌いで、何よりも人を喜ばせたくて、誰よりも愛されたい人間なんですよね(気を抜くとすぐにポエムってしまう)
完璧になるまで、たくさんたくさん練習をする人なのだ。なので、ファンだけではなく、健人くん自身、この番組が全国放送されることを怖いと思ったんじゃないかとちょっとだけ心配した。
涙も乾かぬ放送後の深夜、ふと思い出した健人くんの言葉があった。
2015年のサマパラパンフレットだ。
>“俺って親近感がないんだ”って、けっこうショックだったんだよね。
健人くんは普段から、周りから笑われても冷やかされても自分を曲げない強い意志を持った人だ。
ただ、それでも、時々不安を口にする。当然だ、健人くんだって人間である。
「親近感」に対し、発言したのはおそらく後にも先にもこのパンフレットくらいだったと思う。
2016年には、共演者に「アイドルサイボーグ」と言われて、笑っていた。
2017年のサマパラではアイドルサイボーグを越えて、1000年後の未来からやってきたケントロイドになっていた。
健人くんの「親近感」は、逆に「アイドルとして完璧を目指す」という方向へ昇華したのだと思っていた。
しかし、今回の健人くんの挑戦は、まさに「中島健人」と「親近感」を直面させる機会となったのではないだろうか。「完璧」な中島健人の「完璧でない」姿は、見ている側に親しみとして捉えてもらったように感じた。
「中島健人は非常に人間味があるのだ」と親しみを持たせて終わることができたのではないかと思う。
彼の魅力は、どこまでも泥臭く、かっこよく挑戦し続ける姿なのだと。
とあるスポーツのファンをやっていた時期もあるのだけれど、健人くんを見ていると、ひとりのアスリートを追いかけているような気持ちになるときがある。どこまでもひたむきで、挑戦し続ける。失敗だってする。勝つために、向上を回避し、今できることのアベレージを上げていくこともできるのだけれど、健人くんはひたすらに上昇していく。そんな姿に気持ちよさすら覚える。
この冠番組でまた、健人くんは「親近感」という新しい武器を手に入れてしまったのではないかと思う。これが、冒頭に記述した中島健人自身の革命である。
新しい引き出しを増やした中島健人、次はいったいどんな景色を私たちに見せてくれるのだろうか。ワクワクする。ドキドキする。こうして、健人くんから離れられなくなってしまうのだ。
いつかのソロコンで健人くんは言った。
「もっともっとかっこよくなるから」
正直、これ以上どうやってかっこよくなるんだと本気で思ったのだけれど、愚問でしかなかった。
こうして、健人くんは一歩ずつ、着実に、かっこよくなっていくのだ。今回の番組は、健人くんが「かっこよくなる瞬間」を見せてもらった、そんな気さえする番組だった。